「自分さえよければいいのは私だった」

nagai@福岡

2009年01月15日 08:00

    「自分さえよければいいのは私だった」


                         Y.K.



一ヶ月ほど前ラジオで、政治評論家の森田実さんが、

「今の世界、そして日本は、“自分さえよければいい”という病に犯されている。しかし必ずよくなる。その病を治すのも人間の仕事だからだ。」

とおっしゃっていたのを聴いたことがある。

そうか、本当にそうかもしれない!と、とても衝撃を受けた。

そして先日の進化8。最初に手渡された社長のデジタルクリエーションには、

大江健三郎さんのおっしゃった言葉で、

「この世界の現況は、自分のことしか考えないこと、人の気持ちを想像できない思いやりのなさから起こってきている」

ということが書いてあった。はっとした。

先日の森田実さんのコメントを聴いた時はどこか他人事のように聴いていた。

でも進化の日、はっきりと聞こえた。

それは私のことだと。

そして、人類のことだと。
自分さえよければいい。それは、否定できない人間の生きるうえでのいやおうなく出てくる言葉かもしれない。

でもそこをいかに手放していくか。

そのことへのチャレンジが進化なのだと、あらためてそう思った。
進化は苦しいこと、修行のような大変なこと。

そのように置いていたのも私の会話。

どれだけ会話をクリアリングし、意図のある会話にチェンジさせていくか。

そのことが、どれだけエキサイティングで楽しいものかと置くのも私(言葉)次第だ。


焦り、怒り、間抜け。


三毒にまみれているのは、あの人でもこの人でも世間の人でもなく私自身なんだと、気付き得たことがとにかく嬉しくありがたい。

そこが見えないと、変えようもないからだ。

どれだけ自分が、自分さえよければのところにいたか。

十界のうち、身内さえよければという人界どころではない。

家族の中でさえ、自分のことしか考えていなかった自分が見える。旦那さんの気持ちを想像したことがあるだろうか。ない。やっぱり会話しかない。会話していく。チームとなっていく。

それは「聞いて聞いて」の会話から、「あなたのことを聞かせて。知りたい。ありがとう。愛しています。」を伝えていくこと。

リーダーの方々が、何度も言葉してくださったその言葉が、今自分の中から込みあげてくる。

なんとありがたい言葉をいただいてきたのか。

目を覚まさせようと、このライトメッセージもそう、トーキングやプログラムで、これでもかと伝えてくださったことが、今本当に自分の中に芽生えてきたことがとにかく有難くうれしい。

本気で生まれ変わる。自分を承認する。我々の為に。

小さな小さな自分にしがみつく私から、人のために、我々のために、出会う人出会う人を勇気付け励ますために。


なぜならこの命は私のものではない。

授かった、そして育んでいただいた、そして今もなおこの宇宙に生かされているものだ。

いただいた命に感謝しながら、


「欲しい欲しい、くださいください」の人生から、「与えて与えて与える人生へ」。


この人生に対する、自分の在り方に関する会話をチェンジさせることが、すなわち人生そのもののチェンジ。

自分を承認し、人を承認し、あなたは私、我々ですの人生を今一歩踏み出しました!

本当にありがとうございます!



    





    




    




  
    





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