話し方=生き方 「声かけあうも“他生の縁”!!」
声かけあうも“他生の縁”!!
2002年5月1日 No.3 松本厚子
“袖(そで)すりあうも他生(たしょう)の縁”は昔から言われています。
「袖すりあう」とは、「すれちがう」ことです。たとえ衣服が触れ合うほどのすれ違いであっても・・・というほどの意味です。
次の「他生の縁」が曲者(くせもの)で他生とは、前世、つまり仏教のたとえ話の「前(まえ)の世(よ)」です。
つまり「人間同志を見れば見るほど関わりがあるんですよねぇ」ということになります。
それを私たちは人生は自作自演というところから
「声かけあうも他生の縁とシャレて、自分から人に話しかけることによって思っても見なかった親友にまで発展することが可能ですよ、逆に言えば、声すらかけねば、すぐ他人同志になってしまいますよ」
と解釈します。
まして、社長のNo.1では、「今がその時」と言われていますし、No.2では未来への声かけ?の重要さが説かれています。
そして私は、その具体的生活法としてすべての親という立場から「わが子としての人々」に草木に水をやるように積極的に、声をかける事の大切さを強調するのです。
あなたは一日々々ふり返り、どの位、自分から人に「声かけ」をしているでしょうか?
これが未来への幸せの種まきだとしたら、どの位積極的に「種まき」をしているでしょうか?
営業にいる人は当然のこと、製造の人であろうが、販売の人であろうが受付の人であろうが、
真実の里人(さとびと)として自分の声かけ=人への愛として、もう一度ふり返る時です。
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