2007年08月20日
「生まれ変わる会話力5」に参加して
一生懸命から一生賢明へ
設計事務所経営 梶原和光
生まれてこの方50猶予年、本当に一生懸命やってきた、頑張っても来た。
しかし、本当に心の底から充実感があったことは、となるとほとんど思いつかない。
一生懸命やってきたんだという慰めに近いものでしかない。
建築の設計に係わって30数年、他人のお金(ときには数十億円も)で自分の好きなように設計をさせてもらい、
建築主には喜んでもらいこんなすばらしい職業は無い、
いつまでも自分が存在したことを確認できる。
耐力、時間の許す限り一生懸命やっていれば結果はチャンと着いてきた。
天職であるとさえも思えた。
でも、考えてみれば自己満足の世界であり建築も永遠ではないことがわかる。
いかにも意味のあるような、難しそうな言語で語らないと良い建築ではないような勘違いもしていた。
正に、「我」だけの世界である。それが正統であった。
18日の長井社長の
「職業は何でもいいんです」、「人間の本当の使命は、」
と云う言葉にこれまで無理をして建築と言葉(会話)を結びつけようとしていたことが、
世の中、人のための建築なんて格好をつけなくていいんだ、
グーット力を抜いてみよう、気楽に、本当に楽しい建築をやってみようという気持ちになった。
しかも、建築の世界に今までのようにこだわらなくてもいいような気がしてきた。
それがまた、自分の本当の使命は何かを納得する機会に、
自分の言葉で「自分の使命は・・・」といえるように、一生懸命から一生賢明へと口癖を変えよう。
まだまだ人生は続くのだから。これからだ人生は。
設計事務所経営 梶原和光
生まれてこの方50猶予年、本当に一生懸命やってきた、頑張っても来た。
しかし、本当に心の底から充実感があったことは、となるとほとんど思いつかない。
一生懸命やってきたんだという慰めに近いものでしかない。
建築の設計に係わって30数年、他人のお金(ときには数十億円も)で自分の好きなように設計をさせてもらい、
建築主には喜んでもらいこんなすばらしい職業は無い、
いつまでも自分が存在したことを確認できる。
耐力、時間の許す限り一生懸命やっていれば結果はチャンと着いてきた。
天職であるとさえも思えた。
でも、考えてみれば自己満足の世界であり建築も永遠ではないことがわかる。
いかにも意味のあるような、難しそうな言語で語らないと良い建築ではないような勘違いもしていた。
正に、「我」だけの世界である。それが正統であった。
18日の長井社長の
「職業は何でもいいんです」、「人間の本当の使命は、」
と云う言葉にこれまで無理をして建築と言葉(会話)を結びつけようとしていたことが、
世の中、人のための建築なんて格好をつけなくていいんだ、
グーット力を抜いてみよう、気楽に、本当に楽しい建築をやってみようという気持ちになった。
しかも、建築の世界に今までのようにこだわらなくてもいいような気がしてきた。
それがまた、自分の本当の使命は何かを納得する機会に、
自分の言葉で「自分の使命は・・・」といえるように、一生懸命から一生賢明へと口癖を変えよう。
まだまだ人生は続くのだから。これからだ人生は。
Posted by nagai@福岡 at 22:35│Comments(0)