話し方や会話力で変わる人間関係　福岡

自分革命の日

　　　　　　　　　　　　　　　K.H.


8月の進化する会話力８でアシスタントリーダーの立場を取らせていただいた。

誤魔化し・まがい一切無し。

時間・空間に注がれる精密さは普段やっている仕事なんかとは比べものにならない。

数多くのミスを繰り返し、その都度スーパーバイザー（SV)がコーチを下さった。

私を全力で勝たせる！という在り方が痛いくらいに身に浸みた。

無事プログラム完了。

帰宅の途中で晩ご飯を食べていると一本の電話が入った。

ＳＶからだった。私が任された仕事において、取り返しの付かないミスを犯してしまっていたことが判明したのだ。



頭の中が真っ白になり、とっさに自動反応が起こる。


気付くとあんなに懸命にコーチして下さったＳＶに対して、あり得ないほど失礼な対応をしてしまっていた。

その事に対しても丁寧にコーチして下さるのだが、我にとっつかまって全然聞き入れる在り方ではなかった。


翌日リバースで自分の正体がありありと見えてきた。

私の人生全てが“怒られるか？怒られないか？”という保身エネルギーだったのだ。

だから仕事の一つ一つを取っても場当たり的なのだ。

その場で周りの顔色を覗うことに命懸けなのだ。

要は“怒られないようにやる”ことしか頭にない。

そして取り返しの付かないミスを犯すと手のひらを返したように居直り、自ら相手との人間関係をぶち壊してしまうのだ。

この何とも不遜傲慢な自身の在り方に気付いた時、居ても立ってもいられなくなり、意を決してもう一度ＳＶに電話した。

そして私にとってはこれまでの人生で初めてじゃないかと思うほど、真剣に心の底から謝った。

余りの申し訳なさにポロポロと涙が溢れた。

人は自分の痛いところは隠したがる。

保身のエネルギーではホンネの会話などできっこない。

本気の感謝がなければ本気で謝れないし本当に人と出会うことは出来ない。一生孤独なままだ。

この貴重な体験を礎に更なる進化を遂げさせていただいたことに心から感謝しています。


このセンスからより多くの方と出会っていきます！