2007年08月10日
話し方と会話力
今日のテーマは 「話し方と会話力」
あなたは話し方教室に通ったことがありますか?
会話で悩む人が、まず行こうと思うのは話し方教室かもしれませんね。
確かに、人の話し方ってとても大事です。
しかし、話し方を勉強して知識や方法で改善しようとしてもイザという時には通用しないと思いませんか?
話し方を学んでも話し方は変わらない、といったらよいでしょうか?
人がそういう話し方をするにはそれなりの根拠があるのです。
例えば私は人前に立つと緊張して赤面し、頭が真っ白になり「あわわ、わ」と上ずったような話し方になっていました。
別に緊張したくてそうなっていたわけではないし、生まれつきの緊張症でもなかったと思います。
私の場合、両親が学校の教師という環境のもとに生まれ育ち、母はとても厳しいひとでした。
私はとにかく優等生を演じ「いい子だね!」と認めてもらうことに必死で生きる子供に育っていました。
そんな私が大勢の人前に立つと、
条件反射的に
「失敗したらどうしよう!間違ったらどうしよう!笑われたらどうしよう!」
という不安がよぎるのです。
その不安が、私を真っ赤に赤面させ頭を真っ白にしていました。
ただ緊張するといっても
その人の内面のことばの動きは人それぞれで、
それが見えてくると不思議に緊張も薄れ、
いや緊張しても自分の言いたいことはちゃんと伝えられるようになりました。
あなたが、もし自分の声の小ささで悩んでいるとすれば、そこにも根拠があります。
あなたが、もし人をついつい怒らせる話し方をするとすれば、そこにも根拠があります。
あなたが、もし初対面の人が苦手であれば、そこにももちろん根拠があるのです。
ポイントは事実を洞察してみることです。
自分の内側にある言葉をキャッチできるようになればこっちのもんですよ!
そんな洞察力やキャッチ力が会話力なのです。
会話力を磨けば話し方が変わってくる、というのが少しはわかっていただけますか?
又一緒に探求していきましょう!
言いたい事や聞きたい事があれば、ご遠慮なくお問い合わせください!
Posted by nagai@福岡 at 23:33│Comments(0)
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